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眼底網膜疾患

糖尿病網膜症

蛍光眼底造影検査に用いる眼底カメラ
糖尿病網膜症のレーザー治療が必要になる眼底

糖尿病の3大合併症(神経症・腎症・網膜症)の1つ。 血糖がうまくコントロールされないと、眼底網膜に血管の瘤ができ、出血が起こり、放置すると増殖膜というものができ、網膜剥離を起こして失明する病気です。
進行の度合いにより、蛍光眼底造影検査(造影剤を静脈に注入して撮る眼底写真)を行い、その結果によっては、レーザー網膜光凝固術が必要となります。さらに進行すると硝子体手術という、眼の中の手術が必要となります。

蛍光眼底造影検査に用いる眼底カメラ
蛍光眼底造影検査に用いる眼底カメラ

レーザー網膜光凝固術に用いるマルチカラーレーザー装置
レーザー網膜光凝固術に用いるマルチカラーレーザー装置

眼科マイクロサージェリー 第4版 エルゼビア・ジャパン

手術治療については、院長 熊谷映治 が糖尿病網膜症について分担執筆しました専門書があり、その術式を採用しておりますので、関心のある方は下記専門書を参照して下さい。

  • 糖尿病網膜症   p567〜575 眼科マイクロサージェリー 第4版 エルゼビア・ジャパン

加齢黄斑変性症

加齢黄斑変性症
網膜(カメラに例えると、フィルム)の大切な部分(黄斑部)が変性する病気です。  
進行して変視症(ものが歪んで見える)を自覚する場合には治療が必要となりますが、治療できる場合とできない場合があります。 中心窩(物を見る網膜の中心部分)に新生血管(もろい血管)が発症する場合は、光線力学療法(PDT)により新生血管だけを消退させることが可能な場合があります。  
新生血管の発症予防に有用なサプリメント(補助栄養剤)がいくつかあるという報告もあります。

黄斑前線維症

黄斑前線維症
物を見る網膜の大切な部分(黄斑部)の上に増殖膜が張ってくる病気で、進行して変視症(ものが歪んで見える)の自覚が強くなってくると手術治療が必要となることがあります。

網膜中心動脈閉塞症

網膜中心動脈閉塞症
網膜へ入っていく動脈の根元で閉塞が起こります。 血栓によることが多く、発症後約3時間以内に血流の再開通がなければ、視機能の改善は困難です。血栓を溶かす点滴とスーパーライザーによる血流改善の治療をします。

網膜動脈分枝閉塞症

網膜動脈分枝閉塞症
網膜にある動脈が閉塞して起こります。小さな血栓によることが多く、その動脈の支配領域の大きさにより、視機能に及ぼす影響が変わります。 血栓を溶かす点滴とスーパーライザーによる血流改善の治療をします。

網膜中心静脈閉塞症

網膜中心静脈閉塞症
網膜から流れ出る静脈の集まってくる太い部分での閉塞のための網膜出血です。

網膜静脈分枝閉塞症

網膜静脈分枝閉塞症
網膜を流れている静脈が動脈と交叉する部分で、動脈の硬化により静脈が圧迫されて閉塞、網膜出血を起こすことが多くあります。

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